『炎炎ノ消防隊』8人存在するアドラバーストの使い手！【8柱】の役割と能力を徹底解説！

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「炎炎ノ消防隊」において重要な役割を担う「アドラバースト」の使い手は、全員で8人います。

では、アドラバーストとは一体何なのでしょうか？また、アドラリンクの意味とは？

これらの用語はあまり馴染みがなく複雑ですが、物語の中で非常に重要な鍵を握っているので、理解しておくことでより楽しめるはずです。

この記事では、「8柱」と呼ばれるアドラバーストの使い手たちの能力や役割について、分かりやすく解説していきます。

2025年4月から放送される「炎炎ノ消防隊 参ノ章」を前に、ぜひチェックしてみてください！

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【アドラバースト】と【アドラリンク】とは？

作中で度々示唆される「アドラバースト」や「アドラリンク」とは、それぞれどのような意味を持つ言葉なのでしょうか？

これらの言葉が物語の中で重要な役割を果たすことは間違いありませんが、その本質は意外と奥深く、物語をより楽しむために重要な鍵となってきます。

まずは、【アドラバースト】と【アドラリンク】の基本的な概念を、分かりやすく解説していきます。

アドラバーストの概要

「炎炎ノ消防隊」に登場する特殊能力は、主に2つの系統に分けられます。

「第二世代能力者」は、自らの肉体から炎を発することはできませんが、あらゆる炎をコントロールし、扱うことができる能力者です。

「第三世代能力者」は、自分の肉体から炎を発することができる能力者です。

第二世代能力者のように、他者が発した炎をコントロールすることはできませんが、自らの肉体から発した炎はコントロールができます。

そして、アドラバーストとは、第三世代能力者にまれに発生する、通常の燃焼現象を超えた純粋な炎のことを指します。

アドラバーストを持つ能力者は、通常の炎の能力を飛躍的に強化したり、他の能力者には見られない特殊な現象を引き起こすことがあります。

そのため、伝導者一派は、アドラバーストを持つ者を8人集めることを目論んでいます。

アドラリンクの概要

アドラリンクとは、アドラバーストが「冥界アドラ」と接続することで発生する現象を指します。

アドラリンクが起きると、アドラバーストを持つ者同士が精神的に接続し、互いの思考や感情に干渉することができるようになります。

また、アドラバーストを持たない人間でもアドラリンクを経験した事例があります。

アドラは異界であるため、通常の人間がその世界にアクセスすることはできません。しかし、アドラバーストや炎が満ちている状況下では、偶然にアドラの存在を垣間見ることがあります。

その際、アドラバーストを持たない人間がアドラリンクすると、代償として肉体が焼かれることになるが、その後アドラバーストを発現する場合もあります。

過去にアドラバーストを持たず、アドラリンクを経験した人物としては、「バーンズ」「ジョーカー」「アーグ」「相模屋紺炉」の4人が挙げられます。

8柱の役割とは？

「炎炎ノ消防隊」でのキーワードとなる存在の「柱」は、アドラバーストを使える者を指します。

この柱は、全員で8人いると言われており、原作漫画が完結を迎え、全員の正体が明らかになりました。

しかし、アドラバーストを持っていても、すべての人物が柱と呼ばれているわけではありません。どのように柱が決められるのかは謎に包まれています。

250年前に起こった大災害は失敗に終わったとされていますが、その原因は「柱が8人揃っておらず、アドラバーストが不足」だと言われています。

そのため、再び起こった大災害では柱が8人揃っており、伝道者の目論見通り、大災害は成功に至ります。

【アドラバースト】使い手！8柱一覧！

アドラバーストの使い手と呼ばれている人物は作中で8人登場します。

これらの8人は「柱」と呼ばれ、アドラバーストに目覚めた経緯やその能力もそれぞれ異なっています。これから、各柱について詳しく紹介していきます。

1柱目：天照（アマテラス）

キャラ名	天照（アマテラス）

アドラバーストの持ち主である1柱目の天照（アマテラス）。

その正体は、250年前の大災害後、異界から来た異形の存在「ヨナ」に大切に連れていた少女でした。

ヨナは天照のアドラバーストの力を利用して、再度大災害を引き起こそうと目論んでいました。

現在、天照は遠式火力発電「天照」の動力源として囚われ、利用されています。

外見は8柱のアイリスに酷似しており、他人の精神を支配したり、未来予知をする能力を持っています。

2柱目：ハウメア

キャラ名	ハウメア
誕生日（年齢）	2月18日（17歳）
身長	163cm
所属	伝導者一派

伝道者一派に所属し、アドラバーストの持ち主である2柱目のハウメア。

その正体は、生まれながらに聖女の象徴とされ、幼少期から悪の感情を受け続けてきたと言われています。

5歳の頃から伝道者一派と行動を共にし、17歳の金髪の彼女は、幹部の地位に就いています。

普段はよく笑っていますが、口が非常に悪く、些細なことでキレるなど、感情の起伏が激しい性格。

能力としては、熱エネルギーを電撃に変換し、アドラリンク時には電気信号を使って他者を操ることができる第三世代能力者です。

また、鬼の焔ビトとなった森羅の母親を操作し、象日下部を連れ去った張本人でもあり、記憶を消すことも可能です。

3柱目：象日下部

キャラ名	象日下部
誕生日（年齢）	12月25日（13歳）
身長	145cm
血液型	O型
所属	伝導者一派　灰焔騎士団団長

伝道者一派に所属し、アドラバーストの持ち主である3柱目の象日下部。

本作の主人公「森羅日下部」の弟で、わずか13歳にして灰焰騎士団の団長を務めています。

12年前の火事で死亡したとされていたが、実は伝道者一派に誘拐され、育てられていました。記憶を操作されており、家族のことは覚えていません。

火災の真の原因は、ショウがアドラバーストに目覚めたことにあります。その影響で母親は焔ビトになり、シンラは第三世代能力に覚醒しました。

アドラリンク時には、宇宙と熱膨張に干渉して時間を操る能力を持つ第三世代能力者であり、時間停止を可能にします。

ただし、この能力を使い続けると身体が凍結していくという弱点があり、完全無敵ではないという一面も持っています。

4柱目：森羅日下部

キャラ名	森羅日下部
誕生日（年齢）	10月29日（17歳）
身長	173cm
血液型	AB型
所属	第8特殊消防隊

第8特殊消防隊の二等消防官で、アドラバーストの持ち主である4柱目の森羅日下部。

本作の主人公であり、幼い頃から「ヒーロー」という英雄像に憧れ、人々を炎の脅威から守るヒーローになるべく、特殊消防隊に入隊しました。

12年前に起きた人体発火現象が原因の火事で、母・万里と弟・象日下部を亡くしています。

この事件をきっかけに、森羅は犯人扱いされ、緊張すると笑ってしまうことから「悪魔」と呼ばれるようになりました。

足から炎を発する第三世代能力者で、これを利用して高速移動や攻撃、防御など、幅広い戦術に応用しています。

ロケットスタートで地面に刻む焼け焦げは「悪魔の足跡」と呼ばれ、アドラリンク時には時間停止を無効化する超高速移動が可能となります。

大災害が終息した後は、世界英雄隊の隊員としてアーサーやオグンと共に遠征を行い、25年後には世界英雄隊の極隊長に就任しました。

5柱目：因果春日谷

キャラ名	因果春日谷
誕生日（年齢）	11月9日（16歳）
身長	160cm
所属	伝導者一派

伝道者一派に所属し、アドラバーストの持ち主である5柱目の因果春日谷。

退屈を極度に嫌い、スリルを求める性格で、過去には火災現場で逃げ遅れた被災者を助ける代わりに金品を要求するという、まるで火事場泥棒のような行為をしていたこともあります。

伝導者と特殊消防隊の戦いに巻き込まれたことをきっかけに、発火能力が覚醒した第三世代能力者です。

能力は、熱エネルギーを感知し未来を予測することと、対象物に発火を引き起こす力を持っています。

当初は自ら炎を操ることができなかったが、発火能力に目覚めると「START」「GOAL」と書かれた線が見えるようになり、その線を導火線のようになぞることで発火を引き起こすことが可能になりました。

大災害が起こった後、神となったハウメアの手を取ったことで、最終的に自身が発火して命を落とします。しかし、シンラが世界を創世したことにより、再び蘇ることとなりました。

6柱目：ナタク孫

キャラ名	ナタク孫
誕生日（年齢）	7月9日（11歳）
身長	142cm
所属	灰島重工

灰島重工の能力開発研究所に所属し、アドラバーストの持ち主である6柱目のナタク孫。

烈火星宮の人工的に能力者を生み出す蟲による実験で適合者となり、第3世代能力者に目覚めました。

最初は他の能力者と同様、発火能力しか使えませんでしたが、伝道者一派の介入によりアドラバーストに目覚め、6柱目となります。

能力は、放射能を含んだ炎を発射することで、射程距離が長く、地面に直径500kmのクレータを作るほどの強力な力を持つ第三世代能力者です。

能力に目覚めた経緯と過去の経験から、ナタクは烈火に対するトラウマを抱えており、死んだはずの烈火が亡霊のように精神に残存し、脳内で「君ならできる！」と激励を飛ばしてくるという地獄絵図が繰り広げられていました。

7柱目：シスター炭隷

キャラ名	シスター炭隷
所属	伝導者一派

伝道者一派に所属し、アドラバーストの持ち主である7柱目のシスター炭隷。

かつてアイリスや火華が暮らしていた聖ラフルス修道院のシスター長を務めていました。

修道院のシスターたちの食事に蟲を混入し、焔ビト化に耐えうる「柱」を作る実験を行っており、ラフルス修道院に火災を放った元凶でした。

能力は、生物の生理現象であるシバリング（震え）によって発生する熱を増幅し、それを運動エネルギーに変換して振動を起こすというものです。

さらに、250年前から生きており、当時の名は「杉田スミレ」であったことが語られています。

8柱目：シスターアイリス

キャラ名	シスターアイリス
誕生日（年齢）	4月10日（16歳）
身長	154cm
血液型	B型
所属	第8特殊消防隊

第8特殊消防隊のシスターで、アドラバーストの持ち主である8柱目のシスターアイリス。

可愛らしい容姿と穏やかで優しい性格を持ちながらも、時には大胆な行動を取ることがあり、周囲を驚かせるシーンも描かれています。

特殊能力のない無能力者であり、焰ビトと化した人々の魂を沈めるために祈りを捧げる役割を担っているため、消火活動や救出活動には従事しません。

しかし、大災害の際に、シンラが別人格になっている間に発火能力を発現し、実はアドラバーストを持つ8柱目であることが判明します。

さらに、アイリスは1柱目・天照のドッペルゲンガーであることが明かされます。最終的に彼女は天照とともに死を選び、串刺しになって命を落とします。

その後、シンラが世界を創世したことにより、彼女は蘇り、第8特殊消防隊の仲間たちの元に戻ることができました。

柱の【守り人】一覧

伝道者一派に属する柱には、常に守り人が付き添っています。その役割は、アドラバーストを持つ柱を守ることです。

伝道者一派は完璧な大災害を引き起こすために、全ての柱を集めようとしています。しかし、目的を達成するためには柱を失うわけにはいきません。

そのため、柱がアドラバーストに目覚めると、護衛役として守り人が任命されます。これから、各守り人について詳しく紹介していきます。

ハウメアの守り人「カロン」

キャラ名	カロン
誕生日（年齢）	6月22日（28歳）
身長	202cm
所属	伝道者一派

伝導者一派の一員で、ハウメアの「守り人」であるカロン。

大柄な体格で口数が多く、質問攻めにする癖があり、その煩わしさからハウメアによく足蹴されています。

派手な爆発を起こして攻撃するため、第三世代能力者と思われていましたが、実際は外部から受けた運動エネルギーを吸収し、それを熱エネルギーに変換して放出する第二世代能力者です。

放出と吸収を同時にできないという弱点はありますが、全力で攻撃するほど強烈なカウンターを受けるリスクがあるため、攻防ともに隙がありません。

また、カロン自身は非常に頑丈で、吸収できるエネルギーの限度が不明なため、並の能力者では太刀打ちできない実力者です。

象日下部の守り人「アロー」

キャラ名	アロー
誕生日（年齢）	2月22日（22歳）
身長	165cm
血液型	A型
所属	伝道者一派

伝道者一派の一員であり、象日下部の「守り人」であるアロー。

守り手であると同時に、灰焰騎士団の筆頭副団長も務めており、寡黙で忠誠心が強い性格の女性です。

アローは自らの炎を使って弓矢を形作ることができ、精密な狙撃を行う第三世代の能力者です。さらに、弓矢の技術にも長けており、遠方の標的を狙いを外すことなく正確に射ることができます。

その威力は圧倒的で、高火力を誇る森羅日下部やアーサ・ボイルでさえ、弾くことは難しいほどです。

因果春日谷の守り人「リツ」

キャラ名	リツ
誕生日（年齢）	12月20日（24歳）
身長	169cm
血液型	A型
所属	伝道者一派

伝道者一派の一員で、因果春日谷の「守り人」であるリツ。

水色のショートボブが特徴的で、伝道者一派に属するメンバーは目を隠していますが、リツは長い前髪で目を覆っています。

アローと同様に第三世代の能力者であり、「ネクロパイロ」と呼ばれる能力を持っています。この能力は、死体をゾンビとして蘇らせ、さらにそのゾンビを焰ビトに変えて操ることができるものです。

また、操った死体を爆発させることも可能で、「因果お嬢様を守るメイド」と自称し、忠実に従っています。

【アドラバースト】の使い手で最強は誰だ！

アドラバーストの使い手として登場するキャラクターの中で、最強と言えばやはり森羅日下部でしょう！

森羅はアドラバーストを持つ人間として特殊消防隊に入隊し、数々の実践と訓練を経て急成長を遂げました。実の弟である象の時間停止能力でさえ、時空を超える超スピードを駆使して倒しています。

さらに、ハウメアとの最後の戦いでは、日下部家の3人の魂を共鳴させて融合した「森羅万象マン」へと変貌。

この姿では、生命を創造し、大地を形作る神のような力を持ち、間違いなくアドラバーストの使い手の中で最強と言える存在です。

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まとめ

「炎炎ノ消防隊」で登場するアドラバーストを持つ特殊能力者は、物語において重要な役割を担う存在です。

アニメ第1期と第2期は2019年から放送され、すでに6人の柱が登場し、その存在が明らかになりました。

また、原作漫画では物語が完結しており、8人の柱が登場し、それぞれが多くの活躍シーンを見せています。

2025年4月から放送予定のアニメ第3期がスタートする前に、ぜひ第1期と第2期を振り返ってみてはいかがでしょうか？

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