『勇者パーティを追い出された器用貧乏』「夜天の銀兎」の主要メンバーを解説！

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「勇者パーティを追い出された器用貧乏」は、シリーズ累計発行部数459万部を突破している大人気漫画です。

その中で「夜天の銀兎」は、Sランクパーティを率いる最大級のクランであり、勇者パーティを追い出されたオルンが次に所属するクランです。

また、セルマ・ソフィアをはじめ、主要メンバーの多くが原作漫画内で活躍を見せています。

そこで本記事では、「夜天の銀兎」の主要メンバーや、その中で最強とされる人物について解説していきます。

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【夜天の銀兎】とは？

夜天の銀兎とは、勇者パーティ「黄金の曙光」と並ぶ、Sランクパーティを率いるクランです。

クランとは、探索者を抱える組織のことで、探索者が迷宮から持ち帰った素材を加工・販売したり、料理店や雑貨屋などを経営したりしている場合もあります。

クランが経営して得た売上は、所属している探索者の装備などに充てられ、より良質な素材を得られるように運営されています。

夜天の銀兎は、クランの中でも探索者の人数が特に多く、黄金の曙光とは人数面で圧倒的な差があります。

【夜天の銀兎】総長

ヴィンス・ブライアース

夜天の銀兎といえば、Sランクパーティのリーダーであるセルマの印象が強いが、総長はヴィンス・ブライアースです。

その実力や能力については、現時点で戦闘シーンが存在しないため不明で、実力のほども謎に包まれています。

しかし、彼は物腰が低く、クランを助けてくれたオルンに対して頭を下げるなど、プライドよりも礼儀を重んじる人物。

さらに、オルンを夜天の銀兎に加入させた張本人でもあり、幹部に推薦するほど彼の実力を高く評価しています。

【夜天の銀兎】第一部隊

①セルマ・クローデル

キャラ名	セルマ・クローデル
年齢	22歳
所属	夜天の銀兎
異能	精神感応
声優	大西沙織

夜天の銀兎に所属するSランクパーティのリーダーであり、大陸最高の「付与術士」と呼ばれています。

迷宮で命の危機に陥っていたところをオルンに助けられたソフィアの姉で、妹思いの一面が強く、溺愛しています。

セルマの異能は「精神感応」。声を発することなく任意の対象と意思疎通を図ることができる能力です。

戦闘面に関しては、支援魔術と異能によるサポートに特化しており、この点に関してはSランク探索者の中でも頭一つ抜けています。

しかし、攻撃魔術に関しては他のSランク探索者と比べるとやや見劣りします。それでもなお、迷宮探索におけるセルマの存在は大きなものだと言えます。

②オルン・ドゥーラ

キャラ名	オルン・ドゥーラ
年齢	19歳
所属	夜天の銀兎
異能	魔力収束
声優	大塚剛央

本作の主人公で、元々は剣士として勇者パーティ「黄金の曙光」に所属していました。

しかし、パーティリーダーであるオリヴァーから「実力不足」を理由に追放を言い渡され、他のメンバーからも「器用貧乏」と罵られ、見下される形でパーティを追い出されてしまいました。

追放後、偶然出会ったソフィアから夜天の銀兎への想いを聞き、その言葉を受けて入団を決意し、夜天の銀兎の幹部として迎え入れられます。

オルンについては、過去にシクラメン教団の事件に巻き込まれ、記憶を改変されただけでなく、能力の大半も封印されていることが明らかになっています。

それでもなお、92層のボスである黒龍を単独で討伐し、近距離戦・中距離戦・長距離戦のすべてにおいてトップレベルの実力を発揮しています。封印されている能力が解かれれば、間違いなく作中最強の人物と言っても過言ではあ

③ウィルクス・セヴァリー

キャラ名	ウィルクス・セヴァリー
年齢	20歳
所属	夜天の銀兎
異能	無

夜天の銀兎に所属する第一部隊のメンバーで、ポジションはディフェンダーです。

面倒見がよく、オルンからも頼りになる存在として評価されており、元第一部隊のエースであったアルバートの代役を務めています。

扱いが難しく、使いこなせる者が極端に少ない「双刃刀」を自在に操り、敵の攻撃をいなしながら同時に反撃を行えるカウンター型のディフェンダーです。

武術大会では勇者オリヴァと対峙し、互角に渡り合ったものの、実力差は圧倒的で、一矢報いることもできずに敗北しました。

④レイン・ハグウェル

キャラ名	レイン・ハグウェル
年齢	24歳
所属	夜天の銀兎
異能	無

夜天の銀兎に所属する第一部隊のメンバーで、パーティ内では最年長の魔術士です。

小柄な体格と童顔のため十代前半にも見られますが、魔術士としてはトップクラスの実力を持っています。

特級魔術「超爆発（エクスプロード）」を、威力を抑えているとはいえ数秒で構築できるほどの才能を持ち、通常の魔術士であればレインの倍の時間がかかると言われています。

⑤ルクレーシャ・オーティス

キャラ名	ルクレーシャ・オーティス
年齢	不明
所属	夜天の銀兎
異能	魔力追跡

夜天の銀兎に所属する第一部隊のメンバーで、ポジションは回復術士です。

ルクレーシャの異能は「魔力追跡」で、魔法や魔術の残滓を辿り、発射地点や術者の位置を特定できる能力です。

戦闘では、遠距離攻撃を行う魔獣の索敵に非常に有効であり、魔術のコントロールにも長けているため、パーティには欠かせない存在だとオルンに評価されています。

【夜天の銀兎】第十班

①ソフィア・クローデル

キャラ名	ソフィア・クローデル
年齢	15歳
所属	夜天の銀兎
異能	念動力
声優	立花日菜

夜天の銀兎に所属する期待の新人パーティ「第十班」のメンバーで、セルマの妹です。

クランに内緒で迷宮に潜った際、魔獣に襲われていたところをオルンに助けられ、それ以来、彼を強く慕うようになりました。

ソフィアの異能は「念動力」。対象を握りつぶしたり吹き飛ばしたりと、物理的な圧力を発生させる能力らしいのですが、発現したばかりのため、その力はまだ未知数です。

おっとりした性格で引っ込み思案な一面もありましたが、パーティメンバーと打ち解け、オルンの指導のもと自分たちの力で大迷宮の階層を進んでいくうちに、少しずつ自信をつけ始めています。

②ローガン・ヘイワード

キャラ名	ローガン・ヘイワード
年齢	不明
所属	夜天の銀兎
異能	不明
声優	大地葉

夜天の銀兎に所属する、期待の新人パーティ「第十班」のリーダーです。

故郷へ仕送りをするため、努力次第でお金を得られるという理由から探索者になり、いつか村の皆んなが楽に暮らせるようにしたいと考えて行動しています。

付与魔術に優れた実力を持ち、自分は上級探索者にも引けを取らない強さがあると思っていましたが、オルンの実力や黒龍の圧倒的な強さを知り、まだ自分には足りない力があると自覚しています。

しかし、オルンからはすでに上級探索者に相当する実力があると評価されており、現在はオルンの提案により、「付与術士 × 槍術」の組み合わせで修行を積んでいます。

③キャロライン・イングロット

キャラ名	キャロライン・イングロット
年齢	14歳
所属	夜天の銀兎
異能	自己治癒
声優	石見舞菜香

夜天の銀兎に所属する、期待の新人パーティ「第十班」のメンバーです。

よく笑顔を見せる、とても明るい性格の持ち主ですが、過去に「シクラメン教団」の拠点に監禁され、非道な扱いを受けてきたという辛い経験を持っています。

その出来事から、「笑っている人は自分を殴らない」「魔獣が存在すると皆んなの笑顔が消えてしまう。だから魔獣を倒す」という理由で探索者になりました。

キャロルの異能は「自己治癒」。どれほど深い傷であっても一瞬で治してしまうため、自己犠牲を厭わず、魔獣へ真正面から突っ込む戦い方をしています。

しかし、その戦い方では同じパーティメンバーから笑顔が消えてしまうことに気づき、自分自身を大切にする考え方へと変わり始めています。

【夜天の銀兎】で最強は誰だ？

夜天の銀兎の登場キャラクターの中で、最強といえば、やはりオルン・ドゥーラでしょう。

過去の記憶を改変されただけでなく、能力の大半も封印されている状況でありながら、黒龍の単独討伐に成功し、勇者であるオリヴァーを凌ぐ実力は本物です。

数種類のオリジナル魔術に加え、近距離戦・中距離戦・長距離戦のすべてにおいて、トップレベルの実力を発揮しています。

パーティリーダーであるセルマの実力も作中屈指ですが、支援特化という点や、オルンの圧倒的な強さと比べると、一歩劣ると言えるでしょう。

今後、封印されている能力が解かれれば、肩を並べる存在がいないほど、間違いなく作中最強の人物になると言っても過言ではありません。

勇者パーティーを追い出された器用貧乏【DMMブックス】

まとめ

本記事では、「夜天の銀兎」の主要メンバーや、その中で最強の人物について解説しました。

作中でも「夜天の銀兎」の主要メンバーは至る所で活躍を見せており、オルンを中心に、セルマやソフィア、第一部隊との戦いが多く描かれています。

2026年1月より放送がスタートするアニメでも、「夜天の銀兎」の主要メンバーが登場予定です。

アニメ放送に備えて、今のうちに原作漫画を読み進めておくのもおすすめです。