『アンデッドアンラック』ユニオン&アンダーに所属する全ての否定者をまとめて紹介!

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『アンデッドアンラック』は、週刊少年ジャンプで連載されていた戸塚慶文先生によるバトルアクション作品です。

本作の中でも特に注目を集めているのが、「否定者」と呼ばれる存在です。否定者は作中に20人以上登場し、その数の多さから全員を把握するのはなかなか大変です。

そこで本記事では、ユニオンおよびアンダーに所属する全ての否定者について、詳しく解説していきます。

注意

⚠️この記事には原作漫画のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

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引用元:DMM TV

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否定者とは?

否定者とは、特定の「理(ことわり)」を否定することで能力を発揮する、「否定能力」を持つ者たちの総称です。

能力の名称は基本的に「不〇〇(アン××)」と表現され、世を乱す存在として、各組織から捕縛・討伐の対象とされています。

否定能力は、否定する対象によって「自己対象」と「他対象」に分かれ、さらに発動に否定者の意思を必要とするかどうかで、「強制発動」と「任意発動」に分類されます。

次に、否定能力の分類について解説していきます。

①自己対象型

自己対象型とは、自身を対象として発動する否定能力のことです。

特別な発動条件がない限り、自分自身に常時能力が付与されており、否定する理(ルール)によっては大きなハンデとなる場合もあります。

自己対象型の能力を持つ者としては、アンディ(不死)やタチアナ(不可触)、ニコ(不忘)などが挙げられます。

②他対象型

他対象型とは、他者を対象として発動する否定能力のことです。

常時発動しているものは少なく、否定者が相手に対して何らかの干渉を行っている間のみ発動します。

他対象型の能力を持つ者としては、風子(不運)やシェン(不真実)、ジュイス(不正義)などが挙げられます。

③強制発動型

強制発動型とは、発動条件を満たした時点で、否定者の意思に関わらず発動する否定能力のことです。

このタイプの能力は、発動条件を満たさないように立ち回る以外に制御手段がなく、強制発動型の否定者は発動条件を阻害するアイテムを身につけている場合が多く見られます。

また、作中に登場する否定者の多くが、この「強制発動型」に分類されると考えられます。

強制発動型の能力を持つ者としては、トップ(不停止)やイチコ(不眠)、クリード(不減)などが挙げられます。

④任意発動型

任意発動型とは、発動条件を満たしたうえで、否定者の意思によって発動する否定能力のことです。

発動に意思を挟むため、強制発動型に比べて制御しやすい反面、能力に慣れていない間は暴走して事故を起こしてしまうことも多いと言われています。

また、否定者が未熟なために、発動条件を満たしていても能力が発動せず、結果的に他者を死亡させてしまった例も存在します。

任意発動型の能力を持つ者としては、ビリー(不公平)や山岡一心(不壊)、ジーナ(不変)などが挙げられます。

否定者のルール

①否定者は否定能力を得る

否定能力とは、この世の理(ルール)を否定する力であり、この力を持つ人間を「否定者」と呼びます。

多くの否定者は、自身や周囲の人間にとって非常に危険な存在であり、否定者となった瞬間に、UMAと呼ばれる化け物に近い存在へと変わってしまいます。

否定能力には一定の法則が存在しており、それを理解し活用できれば、能力を制御してプラスの力へと変えることも可能です。

また、否定能力は否定者自身の認識によって威力や範囲が変化する場合があり、能力と真摯に向き合った時間や想いが大きいほど、その力は強大になります。

②否定者の死によって能力は移動する

否定能力は、他者に奪われたり与えられたりすることはなく、否定者の死によってのみ別の人間へと移動します。

そのため、否定者がこの“呪い”から逃れる方法は死しかなく、否定者が生きている限り、その能力が新たな人間に受け継がれることはありません。

つまり、同じ否定能力を持つ人間が複数同時に存在することはないのです。

③円卓に座りクエストに参加できる

この世の理から外れた否定者は、普通の人間として生きることはできません。

そんな否定者は、自身の能力と向き合いながら生きるか、絶望して死を選ぶか、あるいは開き直って悪事に手を染めるか、といった選択を迫られます。

しかし、4つ目の選択肢として用意されたのが「神を殺すこと」です。ユニオンは神を殺すために設立された組織であり、円卓の面々はその課題に挑戦し続けています。

④否定能力は複数所持できない

否定能力は一人につき一つしか持てず、既に否定者である人間に新たな否定能力が付与されることはありません。

ユニオンに所属する否定者

ジュイス=ダルク

引用元:DMMブックス
キャラ名ジュイス=ダルク
所属ユニオン
能力不正義(アンジャスティス)
声優伊瀬茉莉也

ユニオンに所属する円卓No.1のメンバーで、軍服風の衣装を身にまとい、サーベルを帯刀したロングヘアの女性です。

その正体は、ユニオンの創設者であり、世界を神の支配から救うことを悲願に何度も「ループ」を経験してきました。

「不正義」の能力を持つ否定者で、他対象強制発動型。この能力は、「対象の正義を否定し、それに反する行動を強制する」というものです。

たとえば、大切な者を守ると誓った者にその対象を殺させたり、生き抜くと決意した者に自殺させたりと、相手の信念や状況によって発動結果が変化するのが特徴です。

ヴィクトル

引用元:DMMブックス
キャラ名ヴィクトル
所属ユニオン
能力不死(アンデッド)
声優中村悠一

アンディが額に刺さったカードを抜くと現れる別人格が、ヴィクトルです。

ユニオンのボスであるジュイスと共に、これまで何度もループを経験してきた存在であり、互いに強い恋愛感情と深い友情を抱いています。

「不死」の能力を持つ否定者で、自己対象強制発動型。その能力は「あらゆる死を否定する」というものです。

好戦的な性格で、アンディよりも高い戦闘力と再生力を誇ります。その圧倒的な強さから、「戦勝の神(ヴィクトール)」として英雄視されてきました。

出雲風子

引用元:DMMブックス
キャラ名出雲風子
所属ユニオン
能力不運(アンラック)
声優佳原萌枝

ユニオンに所属する円卓No.9のメンバーで、ニット帽を被った童顔の少女です。

「不運」の能力を持つ否定者であり、他対象強制発動型。この能力は、「素手や素肌で直接触れたものの運を否定し、不運をもたらす」というものです。

また、「長時間かつ広い面積で触れるほど不運の効果が強力になる」ことに加え、「好意を抱くほど対象に強烈な不運が訪れる」という特性があります。

ジュイスから次のループの希望を託され、ヴィクトルからポイントの譲渡を受けたことで、円卓の第1席へとランクアップしました。これにより、正式に組織のボスとなり、ループの権利を得ました。

アンディ

引用元:DMMブックス
キャラ名アンディ
所属ユニオン
能力不死(アンデッド)
声優中村悠一

ユニオンに所属する円卓No.10のメンバーで、髪を逆立て、額に謎のカード状の古代遺物が刺さった筋骨隆々の大柄な男性です。

ヴィクトルと同じく「不死」の能力を持つ否定者であり、その能力は「あらゆる死を否定する」というものです。

触れた相手に不運をもたらす「不運(アンラック)」の否定者・風子に興味を抱き、その能力で自分を殺してもらうために、彼女と行動を共にするようになりました。

どんな傷を負っても死なないという特性を持つため、捨て身の戦法を取ることができ、恐れを知らない存在です。そのため、戦闘要員としてだけでなく、司令塔としても非常に頼りにされています。

シェン=シアン

引用元:DMMブックス
キャラ名シェン=シアン
所属ユニオン
能力不真実(アントゥルース)
声優花江夏樹

ユニオンに所属する円卓No.2で、中華風の衣服を身に着け、中国語を交えた話し方をする筋肉質の好青年です。

「不真実」の能力を持つ否定者であり、他対象強制発動型。その力は「視界に入れた人間を対象に、本人の意図とは真逆の行動を取らせる」という能力です。

能力を維持するためには相手を注視し続ける必要があり、片目ずつウィンクをして瞬きを防いでいます。また、発動条件として「対象を好きになる」必要があります。

ファンとの戦いで致命傷を負いますが、自らムイの手にかかって命を絶つことで、古代遺物「死亡遊戯」を発動させ、彼女を守るキョンシーとして復活しました。

フィル=ホーキンス

引用元:DMMブックス
キャラ名フィル=ホーキンス
所属ユニオン
能力不感(アンフィール)

ユニオンに所属する円卓No.4で、中性的な顔立ちの少年です。

指をしゃぶるなど子どもらしい仕草を見せる一方で、常に無表情を崩しません。両手両足には、義肢のような古代遺物を装着しています。

「不感」の能力を持つ否定者で、自己対象強制発動型。その能力は、「自身の感覚や感情の発露を否定する」というものです。

能力の恩恵として、体に接触しているだけで精神に異常をきたす古代遺物(アーティファクト)の影響を受けずに使用できます。

タチアナ

引用元:DMMブックス
キャラ名タチアナ
所属ユニオン
能力不可触(アンタッチャブル)
声優釘宮理恵

ユニオン所属、円卓No.5の少女。幼く可愛らしい印象ですが、普段は能力の都合で「球(スフィア)」と呼ばれる巨大な球体状メカにこもったまま行動しています。

「不可触」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。周囲に「UTエリア」を常時展開し、その中に入ったものすべてを消し飛ばすという能力です。

能力の影響で、本人は何にも触れることができません。口を開けるとエリアに隙間が生じるため、チューブを通してのみ食事が可能です。

5歳の誕生日に能力が発現し、自宅と周囲を粉々に消し飛ばし、両親も圧死。その後、マフィアに捕まり黒競売にかけられていたところをビリーに助けられた過去を持ちます。

山岡 一心 / 春歌

キャラ名山岡 一心 / 春歌
所属ユニオン
能力不壊(アンブレイカブル)

ユニオンに所属する円卓No.6のメンバーで、鎧武者のような巨大な甲冑をまとった人物です。

その正体は、長身で筋骨隆々ながらも気弱な女性。臆病な性格のためクエストにはなかなか参加せず、その代わりに壊れない武器を作り出すことで組織に貢献していました。

「不壊」の能力を持つ否定者であり、他対象任意発動型。自らの魂を込めて作り上げた物に、「壊れることを否定する」力を付与できる能力です。

しかし、自信や覚悟を失うとその力は解けてしまい、かつて能力の未熟さゆえに父を死なせてしまったというトラウマを抱えています。

トップ=ブル=スパークス

引用元:DMMブックス
キャラ名トップ=ブル=スパークス
所属ユニオン
能力不停止(アンストッパブル)
声優岡本信彦

ユニオンに所属する円卓No.7のメンバーで、逆立った髪と褐色の肌が特徴的な少年。

「不停止」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。この能力は「一定以上の速度を出し止まろうとすると停止を否定し、瞬間倍以上の力で押し出される」というもの。

発動条件は「一定以上の速度を出した状態で止まろうとすること」。一方、停止条件は「体が壊れるまで」という、きわめて過酷なルールが課されています。

ニコ=フォーゲイル

引用元:DMMブックス
キャラ名ニコ=フォーゲイル
所属ユニオン
能力不忘(アンフォーゲッタブル)
声優遊佐浩二

ユニオンに所属する円卓No.8のメンバーで、バンダナで髪を逆立て、不気味な笑みを浮かべた男性です。

研究所(ラボ)の所長を兼任しており、組織の要として活動しています。彼は凄腕の技術者であり、組織が使用する武器や装備の開発を手掛けています。

「不忘」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。この能力は、「自身の忘却を否定し、認識した物事を無差別に記憶し続けることができる」というものです。

あらゆる知識を完全に記憶できる反面、辛い記憶であっても鮮明に残り続けてしまうという欠点もあります。

重野 力

引用元:DMMブックス
キャラ名重野 力
所属ユニオン
能力不動(アンムーブ)
声優村瀬歩

ユニオンに所属する円卓No.11のメンバーで、気弱な高校生の少年です。

言語統一の影響によりマフィアに目をつけられ、拉致されてしまいました。否定者の黒競売にかけられそうになった場面で、リップに殺されかけますが、アンディに助けられます。

「不動」の能力を持つ否定者であり、他対象強制発動型。この能力は、「視界に入るあらゆる物の動きを否定する」というものです。

発動には条件があり、対象を見る際に自身の四肢を固定しなければなりません。また、恐怖で体が震えると能力が発動しないこともあるという欠点があります。

ボイド=ボルクス

引用元:DMMブックス
キャラ名ボイド=ボルクス
所属ユニオン
能力 不可避(アンアボイダブル)
声優乃村健次

元ユニオンに所属していたメンバーで、アンディたちが組織に加入する前の一員です。

特殊なスーツを身に着けた大柄な男性で、かつてはボクシングのヘビー級世界王者でした。防衛戦の最中に能力が発現し、対戦相手を撲殺してしまうという悲劇が起きたことから、性格は粗暴になってしまいました。

「不可避」の能力を持つ否定者であり、他対象強制発動型。その力は「攻撃の構えを取ることで、相手の回避を否定する」という能力です。

アンディと風子の捕獲要員として、シェンと共に任務に参加しましたが、交戦の末にアンディとの戦いに敗れて戦死し、組織の枠を譲ることになりました。

ジーナ=チェンバー

引用元:DMMブックス
キャラ名ジーナ=チェンバー
所属ユニオン
能力不変(アンチェンジ)
声優悠木碧

元ユニオンに所属していたメンバーで、アンディたちが組織に加入する前の一員です。

ブレザーの制服を着たソ連出身の女性で、外見は10代の美少女ですが、実際は化粧と組織のアンチエイジング技術によって若作りをしており、実年齢は66歳です。

「不変」の能力を持つ否定者であり、他対象強制発動型。その力は「あらゆる物の形の変化を否定する」という能力です。

触れた物を対象に発動することができ、物質の形状はもちろん、空気の形さえも固定してしまいます。

かつて無意識のうちに能力を発動し、周囲の空気をすべて「不変」にしてしまったことで、4万人もの民間人を窒息死させてしまった過去を持っています。

イチコ=ネムリ

引用元:DMMブックス
キャラ名イチコ=ネムリ
所属ユニオン
能力不眠(アンスリープ)

過去の円卓メンバーであり、同時にラボのメンバーでもあります。ニコの妻であり、ミコの母親です。

優れた科学者で、ニコと共に組織の技術開発を手掛けていました。その後、ニコと結婚してミコを授かりますが、出産の際に命を落としてしまいました。

「不眠」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。この能力は、「自身の睡眠や眠気を否定する」というものです。

眠らずに活動できる一方で、睡眠による体力の回復ができません。そのため、極限の疲労状態による気絶でしか休むことができず、自身が早死にする運命にあることを自覚していました。

ムイ

引用元:DMMブックス
キャラ名ムイ
所属ユニオン
能力不真実(アントゥルース)
声優石川由依

シェンの直属の部下としてユニオンに所属しており、えんじ色の髪をお団子にまとめた姿が特徴的な女性です。

UMAに両親を殺されて孤児となっていたところをシェンに拾われたため、彼のことを深く慕っています。

拳法ではシェンと互角の実力を持っていますが、否定者ではなかったため円卓メンバーに加われず、そのことを悔しく思っていました。

しかし、シェンを古代遺物「死亡遊戯」の力によってキョンシーとして蘇生させた際に、彼の否定能力が彼女へと移り、新たな「不真実」の否定者となりました。

アンダーに所属する否定者

ビリー=アルフレッド

引用元:DMMブックス
キャラ名ビリー=アルフレッド
所属ユニオン→アンダー
能力不公平(アンフェア)
声優小山力也

元ユニオン所属、円卓No.3の人物。当初は銃弾を跳ね返す「不可信)」の否定者を自称していました。

しかし正体は、ユニオンと敵対する組織アンダーのボスであり、否定能力も「不公平」というまったく別のものでした。

この能力は、他者の否定能力をコピーして複数所持できるもので、「否定者1人につき能力は一つ」という公平性を否定するものです。ただしコピーには条件があり、自身を敵対視する者の能力しかコピーできません。

作中では、ユニオンを裏切ることで発動条件を満たし、「不死」「不正義」「不停止」「不動」などの能力をコピーしました。

テラー

キャラ名テラー
所属アンダー
能力不通(アンテル)

アンダーに所属する序列第2席のメンバーで、ビリーの側近。

元通信兵で、ビリーとは傭兵時代からの仲間であり、アンダーの最初のメンバーでもあります。

「不通」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。その力は「自身の肉体を使ったあらゆる伝達行為を否定」という能力です。

その効果対象は喋ることだけではなく、モールス信号や徒歩での移動などありとあらゆる伝達行為を妨害し、他者への伝達行為を行おうとすると強制的に肉体が動かなくなってしまいます。

クリード=デッカード

引用元:DMMブックス
キャラ名クリード=デッカード
所属アンダー
能力不減(アンディクリース)
声優安元洋貴

アンダーに所属する序列第3席のメンバーで、顔の左側に十字の縫い傷が残る、軍人風の大男です。

「不減」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。その力は「自分が武器と見なした物の減少を否定する」という能力です。

弾丸や手榴弾などを最後の一発まで使い切ることで、何もない空間から同じ物を再び補充することができます。

能力そのものはシンプルだが、弾切れが決して起こらないため、前線での戦闘だけでなくサポート面でも非常に有能な存在です。

リップ=トリスタン

引用元:DMMブックス
キャラ名リップ=トリスタン
所属アンダー
能力不治(アンリペア)
声優梶裕貴

アンダー所属、序列4席の青年。金髪のショートヘアと眼帯が特徴です。

幼馴染で婚約者のライフを救うため医者を志すが、執刀中に能力が発現し、彼女を死なせてしまった過去を持ちます。

「不治」の能力を持つ否定者であり、他対象強制発動型。能力の内容は「自分が傷つけた自然治癒や治療行為を否定する」というもの。

リップ本人が死亡するまで能力は解除されず、能力の詳細を理解した上で「リップを倒す」目的で攻撃しても、それもまた治療行為とみなし否定してしまう性質を持っています。

友才

キャラ名友才
所属アンダー
能力不抜(アンドロー)
声優上坂すみれ

アンダーに所属する序列第5席のメンバーで、編笠をかぶり、薄紫の髪をした年老いた女性です。

かつてアンディに剣術を教えていた人物で、彼に好意を抱いていたが不死であることを理由に想いを断られています。

「不抜」の能力を持つ否定者であり、任意発動型。その力は「他対象の物を抜けなくさせる」という、拘束系の否定能力です。

「抜く」動作が関わるものであれば何でも対象にできるため、手榴弾の安全ピンを抜けなくすることも可能です。条件さえ整えば、非常に強力な拘束型の能力と言えます。

ファン=クーロン

引用元:DMMブックス
キャラ名ファン=クーロン
所属アンダー
能力不老(アンフェード)
声優森川智之

アンダーに所属する序列6席で、フードで顔を覆った中国人の武闘家です。

その正体は、かつてシェンを育てた師匠であり、「真八極」と呼ばれる流派を極めた中国拳法の達人です。天下無双を追い求め、強者との戦いを好む戦闘狂でもあります。

「不老」の能力を持つ否定者で、自己対象強制発動型。この能力は、発現した時点から「老いを否定する」というもの。

70歳の時に能力者となりました。能力自体は戦闘向きではありませんが、アンディを苦戦させるほどの圧倒的な強さを誇ります。

番場円陣

キャラ名番場円陣
所属アンダー
能力不燃(アンバーン)

アンダーに所属する序列6席で、学ラン姿の青年です。

元々は「番華ラーメン」という屋台を営むラーメン職人で、最強の一杯を完成させ、病気の母に食べさせたいという願いを持っていました。

「不燃」の能力を持つ否定者で、他対象強制発動型。能力の内容は「自身と、自身が触れたものの燃焼を否定する」というものです。

燃焼そのものを否定するため、この能力がある限り何も燃えず、火をつけることができません。タバコに火をつけることも、料理のために火を使うこともできないのです。

来栖 貞子

キャラ名来栖 貞子
所属アンダー
能力不貞(アンチェイスト)

アンダーに所属する序列8席で、ツインテールをリボンでまとめた元アイドルの少女です。

「不貞」の能力を持つ否定者で、他対象任意発動型。能力の内容は「特定のポーズをとることで、相手を強制的に魅了する」というものです。

ただし、魅了した相手は自身に襲いかかってくるため、「攻撃対象を固定する能力」とも言われ、いわゆるデコイ能力とされています。

初めて能力が発現したライブの最中で、元々彼女のファンが多かったことも影響したのか、多くの観客がステージを乗り越え、彼女に襲いかかる大惨事を引き起こしました。

バックス

キャラ名バックス
所属アンダー
能力不出(アンバック)

アンダーに所属する序列9席で、ウサギの着ぐるみを着た女の子です。

「不出」の能力を持つ否定者で、この能力は「着ぐるみで包み込んだ対象を、そこから脱出できなくする」という拘束型の能力です。

本人ですら能力の原理(ルール)を完全には把握していませんが、自身の長い着ぐるみの耳などに触れた対象をモコモコと取り込み、球体状の物体にして閉じ込めます。

ラトラ=ミラー

引用元:DMMブックス
キャラ名ラトラ=ミラー
所属アンダー
能力不信(アントラスト)
声優長谷川育美

アンダーに所属する序列10席で、リップと共に行動している美しい女性です。

「不信」の能力を持つ否定者で、この能力は「占いが必ず外れる」というものです。

口にしたことの逆の結果が必ず起きるため、限定的ながら未来を予測することができ、自身が認知している攻撃の軌道を変えることも可能です。

かつては凄腕の占い師でしたが、双子の妹であるライラの手術を占った際に能力が発現し、その力の影響で手術を失敗させてしまいました。

ショーン・ダッツ

キャラ名ショーン・ダッツ
所属アンダー
能力不可視(アンシーン)
声優白石兼斗

アンダーに所属する序列不明の元ギャングの青年です。

「不可視」の能力を持つ否定者で、自己対象強制発動型。この能力は「自身と自身の所有物を不可視にする」というものです。

発動条件は、否定者が目を閉じることですが、アンダー加入後に額に第三の目を移植しており、そのことで否定能力のデメリットを克服していました。

その他の否定者

安野雲

引用元:DMMブックス
キャラ名安野雲
能力不明(アンノウン)
声優内山夕実

風子の好きな漫画『君に伝われ』の作者ですが、その正体は、九能明が古代遺物(Gライナー)を使って生み出した分身です。

「不明」の能力を持つ否定者で、自己対象強制発動型。この能力は「自身の存在や行動が一切他者に認識されなくなり、自身の行動によって起こった外的変化も、他の生物には認識されなくなる」というものです。

Gライナーを拾ったことで、今回のループにおける否定者たちの戦いの物語をすべて知ることになりますが、同時に否定能力が発現しました。

そのため、『君に伝われ』の物語の中には、現行の世界線(ループ)における「過去・現在・未来」の情報が紛れ込ませてあります。

ルイン

キャラ名ルイン
能力不滅(アンルイン)

胸に太陽のような模様がある長身の不気味な男で、神が世界に強いる「絶対の理(マスタールール)」を守るために行動しています。

「不滅」の能力を持つ否定者であり、自己対象強制発動型。能力の詳細は明らかになっていませんが、「自己が滅する理(ルール)を否定する能力」であると考えられます。

そのため、自己が死に近づく理(ルール)さえも否定され、裂傷や欠損などの損傷を負ってもすぐに再生し、死滅しない体質を持っていると思われます。

また、ルインはUMAのブラッドとシャドウと一心同体の存在であり、「不滅」の能力に加えて「血と影」を操ることで、アンディたちを追い詰めました。

ルーシー

キャラ名ルーシー
能力不健康(アンヘルシー)

風子を探す旅の道中で、アンディが出会った少女です。欧州圏(ヨーロッパ)出身と思われる子どもです。

「不健康」の能力を持つ否定者で、自己対象強制発動型。この能力は「自身の肉体の健康を否定する」というものです。

ルーシーが本編より6年前から患っている長引く不審な病気の正体は、この「不健康」への移行によるものでした。

自己の健康を強制的に否定されるという、不幸な否定能力によって発症している状態です。

「肉体」の健康を否定する能力のため、どれだけ安静に過ごしても、どれほど献身的な治療を受けても、不健康な状態が固定されてしまいます。その結果、治療の効果は肉体の衰弱をわずかに緩和する程度にとどまっています。

不均衡の否定者

キャラ名不均衡の否定者
能力不均衡(アンバランス)

ビリーがコピーした能力としてのみ登場した否定者です。

「不均衡」の能力を持つ否定者で、他対象任意発動型。この能力は「触れた建造物の均衡を否定し、不自然に傾けたり倒壊させたりする」というものです。

ビリーは都市そのものを一つの巨大な建造物とみなすことで、本人以上にこの能力を使いこなしており、周辺の地形を変えることも可能としていました。

引用元:DMMブックス

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まとめ

この記事では、ユニオンおよびアンダーに所属する全ての否定者について紹介しました。

『アンデッドアンラック』第1期では、まだ全ての否定者が登場しておらず、能力の詳細が不明なキャラクターも存在します。

しかし、原作漫画はすでに完結しており、全ての否定者とその能力の詳細が明らかになりました。複雑な能力もありますが、本記事では分かりやすく簡潔にまとめています。

そして、2026年1月には続編の放送が決定しています。熱い展開が繰り広げられる次なる物語の放送が、今から待ち遠しいですね。

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