『炎炎ノ消防隊』再び起こる大災害!伝導者と柱、天照の関係について徹底解説!

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「炎炎ノ消防隊」において、大災害は敵組織・伝導者が達成しようとしている最終目標です。

しかし、過去に起きた大災害は失敗に終わり、250年の時を経て、再び大災害を引き起こそうとしています。

そもそも、大災害とは一体何なのでしょうか? そして、過去の失敗の原因は何だったのでしょうか?

この記事では、大災害の概要やその原因、さらに今後起こる大災害について徹底的に解説します。

来月からの第3期放送前に、ぜひもう一度「炎炎ノ消防隊」アニメシリーズを振り返りましょう。

注意

⚠️この記事には原作漫画のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

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引用元:DMM TV

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大災害が起こる原因とは?

それでは、大災害の概要やその原因について説明していきます。

物語の中では理解しにくい部分もあるかもしれませんが、できるだけ分かりやすく、順を追ってお話ししていきます。

①大災害とは?

そもそも大災害とは、「地球の太陽化」を実現することを指します。

「太陽化」ということは、地球全体が炎に包まれ、火の海に成り果てることを意味します。そのような環境下では、人間も生物も生きていけなくなります。

では、なぜ伝導者は滅亡へと向かう大災害を引き起こそうとしているのでしょうか?

その背景には、アドラの存在や焔ビト化の理由、人類の感情が関わっているため、これらを1つずつ詳しく説明していきます。

②地球とアドラの同化

大災害を引き起こし、「地球の太陽化」を実現するためには、地球とアドラを同化させる必要があります。

アドラとは、空間の裂け目によって繋がる異世界のことで、地球の裏側のような存在をイメージすると分かりやすいでしょう。

250年前の大災害を境に、人体発火現象が発生するようになった理由も、アドラと深い関係があるのです。

③負の感情が鍵となり「焔ビト化」

「焔ビト化」は、突然自身の体から発火し、瞬く間に全身が炎に包まれます。最終的には自我を失い、命を落とすまで周囲を焼き尽くす存在となります。

では、なぜ「焔ビト化」が突如として起こるのでしょうか?

それは、地球上には多くの人間が存在していますが、アドラ側には「ドッペルゲンガー」と呼ばれる、瓜二つの自分が存在しているからです。

ドッペルゲンガーは、表側の人間に唐突に干渉します。この干渉に耐えきれなかった人間が「焔ビト化」する現象が起こるのです。

一方で、その干渉に耐えられた人間は、第二世代や第三世代の能力者として覚醒します。

つまり、干渉される側の人間の負の感情が重要な鍵となり、その感情に負けた相手と同化することで、「焔ビト化」が引き起こされるのです。

④人類の負の感情こそが大災害を構成

大災害は、人類の負の感情――「怒り」「憎悪」「不安」などによって構成されています。

人間の歴史は常に絶望の歴史を辿り、人類は進化の果てに絶望を求めているとハウメアは悟ります。

そして、絶望のイメージが世界と一体化することで、地球は炎に包まれ、大災害は完遂されます。

⑤ポジティブな感情こそが大災害の弱点

負の感情によって大災害が構成されているからこそ、人々の「希望」「信頼」「祈り」などのポジティブな感情が、大災害の弱点と言えるのです。

「炎炎ノ消防隊」では、大災害が起こる250年前に、処女受胎で生まれた者が救世主となるという伝説があります。

森羅の母親である万里日下部は、処女受胎で森羅を産んだため、森羅こそが希望を背負う救世主となるのです。

万里が伝導者のドッペルゲンガーであることが判明し、「絶望の伝導者」に対して「希望の母さん」としての立ち位置が明らかになりました。

過去の大災害や救世主の存在

250年前に起きた大災害の結末や、それを引き起こすために必要な「天照」とは一体何なのでしょうか?

過去に起きた大災害や、これから起こる大災害における救世主の存在などについて、さらに詳しく説明していきます。

①250年前に起きた大災害は失敗

250年前の大災害は、「アドラバーストを持つ柱が少なかったこと」「円周率の解読ができていなかった」ことが原因で、成功せず中途半端に終わってしまいました。

その大災害により、世界は炎で包まれ、多くの人々や動物が犠牲となり、ほぼ全ての文明が焼失しました。

そのため、250年を経て、今度こそ伝導者はアドラバーストを持つ8人の柱を集め、大災害を成功させようとしています。

②大災害が起こる前の世界線

250年前の大災害を境に、人体発火現象が起こるようになりましたが、それ以前の世界線は一体どのようだったのでしょうか?

その真実は、人体発火や能力者のいない3次元世界であったことが明らかになっています。

その世界では、現代と同様に高層ビルやスマホがあり、戦争なども起きていたのですが、大災害を境に2次元世界へと変貌したのです。

③大災害を引き起こすための天照

天照は、東京皇国全体に電力を供給する巨大火力発電所で、アドラバーストを持つ1柱目「アマテラス」がエネルギーの源となっています。

250年前の大災害後に建設されたとされ、現在では人間にとって必要不可欠なライフラインとなっています。

しかし、天照の本当の役割は、大災害を実現させるための爆破装置として建設されたものでした。

そして、大災害に必要な鍵は「アドラバーストを持つ8柱」「天照」「円周率の解読」であるとされています。

250年前の大災害時には円周率の解読が成功しておらず、天照の製造を行ったヴァルカンの祖先が、円周率を解くためのアイテムとしてキーを残していました。

④大災害を起こすトリガーとなる「聖女ハウメア」

2柱目のハウメアは、大災害を引き起こすためのトリガーとされ、人類の集合的無意識を体現する人物として不可欠な存在です。

聖女として生まれたハウメアですが、人類の負の感情を受け止める重圧を背負わされ、歪んでしまったとされています。

常に他者の悪意や絶望を感じ取る能力は、その苦痛を乗り越えるために、時には残酷な行動を取ることにつながりました。

また、ハウメアは伝導者と直接コンタクトできる数少ない人物でもあります。

⑤処女受胎で産まれた者が救世主となる伝説

「炎炎ノ消防隊」では、大災害が起こる250年前に、処女受胎で生まれた者が救世主となるという伝説があります。

その救世主こそが、「炎炎ノ消防隊」の主人公、森羅日下部です!

森羅の存在は、大災害を引き起こすことを目指している伝導者にとって目障りな存在です。

そのため、12年前に弟の象と焰ビト化した母・万里を連れ出し、森羅だけを残すことで「悪魔」として世界に認知させました。

しかし、森羅は「みんなの守れるヒーローになる」という母との幼い頃からの約束を守るため、救世主としての役割を果たそうとしています。

【結末】絶望聖女ハウメアvs森羅万象マン

引用元:DMMブックス

「炎炎ノ消防隊」の最後の結末は、絶望聖女ハウメアと森羅万象マンの激闘が繰り広げられました。

絶望聖女ハウメアは、ハウメア自身と伝導者が繋がった姿で登場します。一方、森羅万象マンは、森羅、象、万里の日下部家の3人が魂を共鳴させ、融合することで生まれた姿です。

柱である因果、シスター炭隷、アイリスの能力を使いこなすハウメアは、圧倒的な力を見せつけていました。

しかし、神をも超える力を持つ森羅万象マンは、ハウメアの攻撃さえ完全に無力化してしまうほどのチート級の能力を誇ります。

森羅万象マンは、生命を創造し、大地の形を変え、ハウメアの黒い炎を花に変えるなど、周囲一面を花畑に変える力を持ち、荒れ果てた大地を瞬時に美しい花畑に変える力を発揮しました。

最終的に、命の価値を軽くするため「死を司る神様」を顕現させ、大災害のない世界を創生した結果、発火能力やアドラバーストの力を失うこととなります。

生命を創造したことにより、これまで死亡したキャラが生き返ることになりました!

引用元:DMMブックス

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まとめ

この記事では、大災害の概要やその原因、さらに今後起こる大災害について解説しました。

最も重要なことではあるものの、アニメだけでは理解しにくいポイントも幾つかあったと思います。

そのため、できるだけ分かりやすく、順を追って説明していきました。

2019年〜2020年にかけて放送された第1期、第2期を振り返りながら、その先が気になる方は完結している原作漫画もおすすめです!

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